福島県・隠津島神社と御霊櫃峠

Yahoo!地図だとこの辺。羽鳥湖から南湖町まで抜ける県道235号は1車線一部ダートありです。狭窄路の連続なので険道マニアもお楽しみいただけると思います。ダート路面はフラットだし勾配もそれほどではないので普通車可。対向車注意。

文禄4年（西暦1595年）に木地師（きじし）が入山し、ここに山の神を祭り村草創の基になったと伝えられる（碑文より）。木地師とは山の木々を伐採し、ろくろを使って椀やこけし等を作る人達のことを言う。また”きもり”とは会津辺境の地を守りながら木地工芸に勤しむ木地師の呼び名であるらしい。

峠を越えた所に隠津島神社があります。川の対岸に目立つ駐車場があります。駐車場は広く、何台も車を止められそうです。仮設トイレも設置されており、例大祭の日など賑わいそうな感じです。世俗から離れた静かな空間に癒されます。
また、社叢（しゃごう、神社の森）は数百年間神域とされ伐採されることもなく原生林の形をとどめています。植生からこの地域が日本海側気候に支配されていることが示され学術的にも貴重であるとのこと。

関連：隠津島神社（玄松子の記憶）

東沢林道。冬期通行止めというよりは一般車通行止めかも。
ゲートによって閉鎖されています。

湖南町まで通り抜けてそこから御霊櫃峠入り口へ。

離合ポイント多数。しかし通行車両が多めなので下手すると待避所以外ですれ違うことも。側溝がある所もあるので脱輪注意！軽自動車ならまだしもミニバンと鉢合わせしてしまい、路肩の縁石に乗り上げて回避しました・・・。

関連：御霊櫃林道（sunny panda's ROADweb）

webの御霊櫃峠関係のページを見ると山頂付近にドコモの中継所があるらしい。しかし現地を訪れたときはそれらしい建物がありませんでした。駐車場隣に広い整地された空き地があり、撤去されてしまったようだ。

郡山市側を望むパノラマ写真をダウンロード（695*1188,980KB）