期間:2005年8月7日 場所:岩手県・本州最東端(トドヶ崎)
本州最東端の地「トドヶ崎」まで行ってきました。 そこは岩手県宮古市にあります。仙台から行くとかなり苦労するのでついカッとならない限り日帰りはおすすめできません。片道5時間以上かかりました。東北道から太平洋沿いに抜ける道がいくつかあるんですが、地図上で太めに書いてある県道が山道でげんなり。ルート選択に失敗して30km以上山中を走りましたよ。山を越え谷を越えの峠道。交通量はそこそこあったけど何分距離が長いので、ずっと半径3,4kmには自分しかいない状況だったと思う。あと海岸沿いの集落を通る道もやばかった。いつも思うんだけど三陸の海岸線の県道は狭すぎ。リアス式海岸で入り組んでるから。坂道発進や離合が苦手な初心者マークの人は絶対に行かないほうがいいと思う。
仙台〜国道4号〜東和町〜遠野市
道の駅「東和」。温泉あり。
標識の通り走行したらなぜか山道に。Yahoo!地図だとこの辺。 ほとんど1.5車線で勾配もそこそこそだったと思います。山を下りるまで人家がないので燃料不足気味な場合は避けた方がよいかと・・・。遠野市内から普通に仙人峠を越えて45号線で北上したほうが楽です。断然。
峠にて1枚。
大槌〜山田〜本州最東端(トドヶ崎)
最東端までは徒歩なので近くの駐車場に車を止めて行きます。片道4km、所要時間40分。ちなみに本州の最端シリーズでは最も難易度が高いらしい。歩道は
狭く高低差もキツイのでお年寄りやちびっ子には大変かも。当然街灯なんてものは無いので夕方から岬に行くのは止めたほうが無難です。肝試しにもちょっとオ
ススメできません。すぐ脇が沢になってるので下手したら肝を試す方に回ってしまいそうです。落ちたら簡単には助けられないと思います・・・。
本州最東端のキャンプ場
車はキャンプ場の駐車場に。 遊歩道の入り口は道をまっすぐ行ったところにあります。 漁港に車を止められないのでここから歩き。
web上でよく見かける入り口看板。 ここからは急な遊歩道なので覚悟を決めるべし。
入り口にある漁港。
最初の方はコンクリート舗装されてます。勾配がキツイ。
眼下の漁港。 高台に上がりそこからは砂利道。
所々に標識柱あり。 往復8kmなので普段から運動不足な人には大変かも。
橋もあったり。
木で日差しが遮られるので少しは楽。
本州最東端からは見渡す限りの水平線。きっと何か感じるところがあると思います。近くには灯台守の半生を描いた映画「喜びも悲しみも幾年月」のモデルになった灯台があります。最近まで有人監視で人が生活していたというからすごいですね。あと展望台にありがちな一言ノートがあったので見てみた。旅行で、仕事で、カップルで来たとか他愛のない書き込みでしたが感動したって人がほとんどでした。この感動は行った人にしかわからないね。
トドヶ崎灯台。
ありがちなメッセージノート。 全国一周の旅してる人多過ぎw
展望台からの眺め。
展望台あり。近くにトイレあり。
灯台全景。
本州最東端の碑。
本州最東端からの眺め。 本州で最初に日の出が見られるのは山岳を除くと千葉の犬吠崎とのこと。緯度的には本州最東端のほうがいいような気がしますが、地軸が傾いているかららしい。
釜石〜遠野〜北上〜東北道〜仙台。 帰りは流石に下道は無理だったので東北道にしました。下道は時間がかかりすぎるので危険。仙台から宮古は地理的にかなり遠いので本州最東端を探訪する際は宿泊する行程を組んだ方がよさそうです。近くに龍泉洞や浄土ヶ浜もあるので上手く組み合わせて観光したほうがいいと思います。
|