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茨城県・八溝山、真名畑八溝林道期間:2007年4月1日場所:福島県・白河の関、茨城県〜八溝山〜真名畑八溝林道 福島、茨城、栃木の三県にまたがる八溝山(やみぞさん)にドライブしてきたのでレポします。山頂まで舗装道路が整備されてるのですが、せっかくなので林道を通って山頂を目指しました。標高1000mからの展望を期待していましたが塵が多くて見通しはイマイチでした。残念。国道4号からも那須岳がほとんど見えずなんだかなーといった感じです。春らしい陽気はよかったんですけどね・・・。 参考:八溝山Wikipedia 郡山〜国道4号〜白河市〜白河の関 歴史上かなり有名な関ですが古くは大化の改新ごろに蝦夷の南下を防ぐ砦として設置されたとのこと。空堀跡なども発掘されているみたいです。松尾芭蕉も「奥の細道」の旅路で通ったとされています。ただし、鎌倉時代あたりから関所として機能していなかったらしい。少し離れたところに駐車場があるのでそこから徒歩で見学。
白河の関?国道118号?真名畑八溝林道 集落を抜けて八溝山の北西面から登坂します。
林道開通記念碑。 林道の途中にありました。
無線中継所の鉄塔が見えると山頂はもうすぐ! 八溝真名畑林道・終点の様子。 ここから山頂までは舗装道路です。 道路の終点。 特に駐車場もないので路肩に駐車。非常に立派な鉄塔ですが左が東京電力、右が国土交通省の無線鉄塔みたいです。国交省のには説明看板があって、東京からの回線を八溝山中継所で四方八方に中継しているらしい。超重要施設ですね。山でこういう中継所を見ると無線従事者としての血が騒ぎます(笑) 徒歩1分で山頂。 お城みたいな建物は展望台。入場料100円也。 標高1022m。 展望台からの栃木方面の眺め。 塵が多くて霞んでます。 展望台からのパノラマ写真(9758*1316、2MB)をダウンロード 鉄塔をアップで。 展望台は落書きや定番の100円双眼鏡など一昔前の感じです。 正直、無料でいいと思う。 霊峰八溝山の碑。 日本武尊東征の際に八溝山に登り征途の平安祈願せられたという大変由緒正しい神社らしい。社殿は平成元年に改築したもの。 八溝山〜那須塩原市〜西郷村〜雪割橋 帰りは舗装道路で南面に下りました。那須塩原市から国道4号線を通って福島県西郷村へ。まだお昼を過ぎたころだったので西郷村から羽鳥湖に抜ける「西部林道」に挑戦するつもりでした。先に結果を言うと路肩崩壊のため途中で断念しました。無理は絶対にしないと決めています。 参考:鎌房林道(sunny panda's ROADweb) 雪割り橋を目標に西郷村の外れへ。 昭和33年竣工。水面からの高さは50m。 雪割橋。 20tまで大丈夫らしいので自衛隊の特車も通行可?すれ違いは出来ないので1台づつ通行します。渡りきったところには軽食の売店あり。 橋から谷底を見ると確かに深い!高所恐怖症の人は注意。 牧場の集落を通り抜けて山の方へ。 最後の交差点に標識があります。右折すると林道へ。 告知板は自衛隊の実弾演習の予定が書いてありました。 鎌房林道。 ダート開始。こぶし大の岩が埋まっています。石畳を走ってるみたいで振動が激しい。サスペンションに悪影響を与えそうである。 前述のHPによるとずっとこの調子らしい・・・。 牧場の脇をしばらく走ると少し開けたところがあります。 この先に路肩崩落箇所があってそこで断念しました。 写真は諦めてUターンしたところ。 林が無くなって赤土が露出してます。 赤土は滑るので不吉な予感が・・・。 カ ー ブ を 曲 が る と 土 砂 流 失 !!! ガードレールが押しつぶされています。土はとても軟らかく、雪解けで地盤が緩くなったのが原因と思われます。赤土でタイヤが滑り、2WD車はもちろんのことセンターデフロックができない4WD車はスタックする可能性大。自分も滑ったので直結させて後退しました。軽自動車らしき轍があったので突破した先人がいたのかもしれないけど・・・・危険すぎます。道路の幅はエスクードでも通れますが、横滑りしたら万事休す、ガードレールが破損しているところから斜面に転げ落ちると思います。 路肩は崩壊。思いっきり抉られてます。 あと、人間が立つだけでふにゃふにゃしているのが分かり不気味です。自動車みたいな重いものが乗っかったらそのまま崩壊してしまいそう・・・。 怖くなったのであきらめて帰りました。 危うきには近寄らないのが護身ッ!! |
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