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栃木県・早春の日光を訪ねる期間:2008年2月11日場所:栃木県・足尾銅山、華厳の滝 早起きしてスキー場に行くはずだったのに目が覚めたら午前6時でした。南会津エリアのスキー場に行くつもりだったのでこの遅れは致命的。いつもリフトは午前券しか買わないので運行開始前に現場に到着していないと損をしてしまいます。朝ゆっくり出かけて午後券でも買えばいいんじゃない?と思う方もいらっしゃるかもしれませんがそれではだめなのです。朝イチからがっつり滑ってお昼には早々と帰宅するのがいいんです。休憩無しで滑るヒトリストならわかってくれますよ、ね? 寝起きから失敗でしたがせっかくの祝日です。ここで諦めたら試合(?)終了だ、と一念発起して日光方面に出かけてみることに。日光も郡山からかなり遠いのですが朝7時出発なら十分余裕があると踏んでの行動です。 素早く準備をして東北道へ向かいました・・・。 関連:足尾銅山観光 関連:日光観光協会 東北道〜那須高原SA〜矢板市〜今市〜日光〜足尾 那須高原SA
足尾銅山観光駐車場
お土産屋
人が・・・いない
寒い冬とはいえ祝日なんだから他に見学者がいてもおかしくないと思う。周辺も廃鉱山特有の沈んだ雰囲気だし活気が全くありません。宮城県民的にわかりやすく言うと細倉マインパーク以上のさびれっぷり。貸し切り状態でトロッコに乗りました。 待合室
貸し切りでした
前方に連結されている牽引車で100mくらい移動します。お土産屋が入っている建物の前で切り離します。だったら最初から建物を駅にしておけば・・・と思ってしまいました。トロッコなので電気で動きます。地味に速いw 見学用坑道入り口
内部状況
入り口から100mくらいで下ろされます。係員はそのままトロッコで帰ってしまいました。見学コースにもやっぱり観光客はおらず、ひとり薄暗い坑道に取り残されました。ちょっと怖かった・・・(笑)。廃鉱山系の展示施設にはかかせないマネキンは何となく”イラッ”とくるような顔をしているものが多かったです。私の個人的な主観ですが。実際の鉱夫をモチーフに造形したのかは不明。随所にあるボタンを押すとぎこちなく動きます。音声でショートストーリーが付くものがあります。 銅山なので
江戸時代の風景
ちなみに内部は外よりも寒かったです。夏は涼しくていいかもしれません。さくっと見学して砂防ダムに移動しました。足尾銅山と言えば鉱害で歴史の教科書に載っていたので荒涼としたはげ山が広がっていると行く前は思っていました。ところが戦後になって進められた緑化工事のお陰か思ったより普通でした。展示パネルを見ると夏場は草が生えるようです。また、砂防ダムより先はゲートがあって一般車は進入できません。
足尾砂防ダム
陶器の壁画
地元名産の「足尾焼」による壁画だそうです。カモシカが描かれていて、陶器で作られた壁画では日本最大級とのこと。 山の向こうが中禅寺湖
撮影位置
砂防工事中
間藤水力発電所跡
離れて撮影
日本最初期の水力発電所跡。当時は赤線のように導水鉄管があってこの下の河原にある水力発電所に送水していたそうです。ちなみに背後の岩は溶岩が冷えた固まったものらしい。地質に詳しい人はチェックしてみるといいかも。 明智平
滝へ続く道は消失
男体山
中禅寺湖
華厳滝
下流を望む
初めて華厳滝を訪れました。首都圏の人は馴染み深いのかもしれませんが東北から訪れるのは一苦労です。エレベーターが立派だったのが印象に残りました。岩盤を100mくりぬいて作ったのもすごいけど、1903年からエレベーターの営業を開始していたというのにはびっくりです。華厳滝と言えば藤村操ですね。下流を見たら確実に死ぬ・・・という高さでした。遺書として残した「巌頭之感」の写真がお土産で売っているらしいです。買い逃してしまったので次回訪れた時に手に入れたい。 道の駅「湯西川」
賑わってました
道の駅「田島」
休憩しました
田島からは甲子トンネルで白河に抜けました。最近の定番ですが実は羽鳥湖経由と時間的に大差ありません。新しい道なのでついつい通ってしまいます。下郷からトンネルまでの道のりが長いのがボトルネックになっていると思います。 白河ジャスコで買い物をしてから国道4号線で郡山へ。 午後6時帰着。走行距離389km、推定使用燃料42L(燃費9.2km/l)でした。 |
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