黒崎灯台

  • 2010年4月18日
  • 岩手県黒崎灯台

陸中海岸国立公園の中にある黒崎灯台まで行ってきました。青森から片道200km以上と長距離なので疲れました・・・。

関連:岩手県普代村ホームページ

北緯40度線が観光資源。

一応、看板は新しい。

遊歩道が整備されています。

眼下に漁港を見下ろす。

この辺りまでリアス式海岸の特色が色濃い。

100円で動く双眼鏡。時代を感じます。

謎のユルキャラ。多分、波をイメージ。

景色を眺めていると絶壁の中に穴が空いていることに気が付きました。隧道・・・だと・・・!?

おぼろげながら「山さ行がねが」で取り上げられていたような気がするので確認のため海岸まで降りてみました。距離にして0.9km、高低差は100m以上あるので一苦労です。健脚じゃない人は訪れるのはやめたほうがいいです。

帰宅後に調べてみるとやはり紹介されていました。

ちなみに2棟のコテージは解体されて跡形も無くなっていました。周囲には落石が散らばっていたので、危険ということで撤去したのかもしれません。「山さ行がねが」の写真は往時の様子がうかがえる貴重な資料になりました。

落石ありなので実は結構危険かも。

部分的にコンクリート補修しているらしい。下まで降りる観光客なんて滅多にいないような気もします。

熊注意!

土砂崩れでしょうか。道路が無くなってました。

弁天漁港というらしい。

作業小屋というよりは監視小屋?避難小屋?場所に似合わず頑丈そうなコンクリート造りです。

船は一艘もありませんでした。もちろん自分以外はおらず圧倒的な孤独感!波の音と海鳥の鳴き声だけが響いています・・・寂しすぎて怖い。

うーむ、どうみても素堀のトンネルです。昔の人が頑張ったのだろうか。

落石が散らばってました。本当に危ないよ。

平成22年4月現在通行止め。

出口が見えるほどの距離。今後、通行可能になるのだろうか・・・。

再び高台へ。

北緯40度のモニュメント。デザインのセンスはもう少し頑張りましょう、です。

砲台が設置されていたそうです。戊辰戦争の時は官軍の船を狙い撃ちにしたとのこと。どれくらいの命中精度だったんでしょうか。沖合ともなるとかなりの距離がありますよね。

砲台の説明書き。

黒崎灯台。日本の灯台50選のひとつ。

南側の岸壁は荒々しい。さらに南下すると三陸屈指の絶景「鵜の巣断崖」があるので時間がある人は見学するといいかも。いつ来ても三陸海岸から見る太平洋は果てしない・・・。

天気は曇りでした。もう少し晴れるとよかったのですが。

時期も時期なので観光客は殆どいませんでした。

帰りは国道45号を北上して八戸、七戸、みちのく有料道路。