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塩手山

基本情報

山名 塩手山(しおてやま)
標高 282m
所在地 福島県相馬市今田
位置 37度46分0.53秒, 140度52分27.00秒
山系 -
百名山 うつくしま百名山

アクセス

車(仙台市内~国道4号~岩沼~国道6号~新地~相馬)

タイムチャート

08時00分 登山口
08時25分 塩手山神社(北嶺)
08時35分 三等三角点(南嶺)
09時00分 登山口

評価

評価 ★★☆☆☆
難易度 ★★☆☆☆

感想

塩手山(しおてやま)は浜通り北部にある低山。うつくしま百名山の中で福島市の信夫山(標高275m)に次いで標高が低い里山です。相馬市内の登山愛好者団体が20年ほど前から登山道の整備をしているらしく歩きやすい道になっています。また双耳峰であり手長明神のある北嶺と三等三角点がある南嶺のふたつに登頂することができます。

案内看板によると、古くは手長山と言われ手足の長い仙人が住んでいて、その仙人が手を伸ばし海から魚介類を採り貝殻を手前に捨てたというのが現在の貝塚の謂れになっている、いわゆる手長足長伝説ゆかりの山のようです。南北朝時代には塩手山の北側に南朝方の霊山国司城を守護する横川城が築かれ、霊山落城の際にはこの横川城に残党が集結したとされます。この地で北畠顕家公の側室松代姫が天童丸を出産し母になったことが「松母」という地名で伝えられているそうです。平成の終わりには東北中央自動車道の塩手山トンネルが山の中央を貫きました。

登山口近くの墓地の前に砂利敷きの駐車場があります。20台程度駐車可。案内看板もあって迷うことはないでしょう。歩き始めるとすぐ左手に砂防ダムが見えてきます。その先の分岐から登山道が始まります。

登山道はカタクリコース(初級)と手長コース(中級)の2つのコースで周回できるようになっています。手長コースは急勾配なので「新うつくしま百名山(福島テレビ編集)」にも書かれている通り上りに利用し下りはカタクリコースとするのが良いと思います。コース名から分かるようにカタクリの群生地があるみたいなので登山適期は4月ごろでしょうか。

北嶺の手長明神は眺望なし。南嶺の三角点は太平洋を望むことができます。丸太のベンチもあるので休憩は南嶺に到着してからが良いでしょう。

写真

登山者用駐車場あり。

案内看板。

車道を200mほど歩きます。

登山口の様子。

手長足長伝説などを解説した案内。

左手に砂防ダムがあります。

登山道は右へ。

分岐には看板あり。

東北中央自動車道の塩手トンネルが真下を通っていることを案内する看板です。

土かぶり100m以上あるので振動などは全く感じません。

カタクリコースと手長コースの分岐。

石碑には「右ハ手長」と刻まれている。いつの時代のものだろうか?

手長コースは急坂で地味にきつい。

手長明神が祀られている北嶺。

双耳峰なので鞍部を通って南嶺へ。

三等三角点がある南嶺。

山頂看板です。

三等三角点。

南嶺からの眺め。
太平洋が良く見えます。
天気が良ければ牡鹿半島まで見えるとのこと。

☆☆☆☆☆

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