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新潟県・「燃ゆる水(燃水)」献上の地を訪ねる期間:2008年11月2日場所:新潟県・草生水献上場、道の駅・出雲崎「天領の里」 ひさしぶりにエスクードでドライブしてきました。 スタッドレスに交換したので慣らし運転的な意味を含めて。 場所は新潟県柏崎市にある「草生生水献上場(くそうずおんじょうば)」。草生水は草水とも書き「臭い水」の意です。臭い水、つまり石油が湧出する場所に見られる地名で全国各地にそう呼ばれる場所があります。今回訪れたのは、西暦668年、天智天皇に献上されたとされる「燃ゆる水(燃水)」を採取した場所です。現在も窪地から湧出する石油と天然ガスを見ることが出来ます。離合ポイントが殆ど無い1車線道路を1kmほど山中に入ったところにひっそりとあります。駐車場が整備されていますが訪れる人も少なく、閑散とした雰囲気でした。 関連:石油Wikipedia 関連:草水献上場(じゃらん) 郡山から片道200kmでひさしぶりの長距離でした。ETCの通勤割引と休日割引を活用したので3000円ほどで300km近くも高速道で移動することが出来ました。高速道路を上手く活用すれば長距離ドライブもかなり楽になります。 スタッドレスに交換済み
郡山某所
三川IC
ETCで通過しようとしたらエラーでバーが開かず。係員さんによるとシステムエラーだそうで。お詫びにティッシュ貰いました。気温も10度前後に低下し、肌寒さを感じるくらいでした。天気も曇りがちで幸先の悪いスタートとなりました。 道の駅「阿賀の里」
肌寒い・・・
五泉市某所?
三条市某所?
長岡市某所?
大型車通行止め
トンネル工事中
通り抜け不可
カーナビ画面
カーナビで検索したら「草生水献上場」が地点登録されていたので案内を頼りに来ました。ナビの表示上では工事中のトンネルの真上にあるように書いていたので何とか接近しようと頑張りました。それらしい林道に入って尾根伝いにアプローチしてみたりとか(軽トラ仕様の林道でとてもエスクでは通過できませんでした・・・)。林道の途中で「二十三夜塔」という珍しい石碑を発見したのは不幸中の幸いでした。 道に迷う
二十三夜塔
二十三夜塔とは「月待ち信仰」に関連する石碑である。「月待ち信仰」とは十五夜、十六夜、十九夜等の特定の月齢の夜に「講」と称する仲間が集まり、月が出るのを待って飲食を共にし、その後ある種のお経を唱えて月を拝む宗教行事である。明治から昭和初期にかけて全国的に流行したらしい。この石碑には「明治三庚午年」と彫られてあるので、明治三年(庚午の年)であることがわかります。 草生水献上場入り口
案内
看板位置より
駐車場
駐車場は広い。逆にこの駐車場が満杯になるくらい人気スポットだったら途中の道路で二進も三進も行かなくなると思います。多分、お祭りの時のために広めに作ったのでしょう。車止めから徒歩30秒で草生水献上場です。もっと石油臭い場所を想像していましたが駐車場では殆ど感じることが出来ませんでした。池の脇でかすかに石油の臭いを感じられるくらいです。献上場の隣には東屋があるので石油がわき出るのを見ながら休憩するのも良いかもしれませんね。 車止め
柏崎市指定史跡
歩道
東屋
由来
献上場
石油湧出場所の表示杭
全体的に石油色
わき出ています!
雨ではありません。本当に「コポコポ」湧き出ています。かすかな石油の臭いが草水であることを感じさせてくれます。窪地の深さは泥が堆積しているので不明ですが、水面から泥まで10cmくらいです。表面には油が浮いています。 道の駅「天領の里」
駐車場
歴史資料館
日本海
漁師町ですね
観光桟橋
いわゆる”愛のカギ”
爽やかな風
石油公園
モニュメントなど
火気厳禁
三条燕IC?安田IC?国道49号?西会津IC?猪苗代IC?国道49号?郡山 |
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