夏の北海道巡り 中編

  • 2010年8月14日~8月16日
  • 北海道地球岬、ポロトコタン、神威岬、サラキ岬

第2日目(8月15日)

第2日目の走行ルートと主な滞在場所

  • 室蘭市
  • 仁木町・きのこ王国
  • 積丹町・神威岬
  • 今金町

午前6時30分にホテルの朝食を食べてました。一人旅の朝は早い・・・。天気予報は曇りのち雨で予報通り途中で雨に降られました。予めカッパを着込んでからホテルを出発したのが幸いして濡れずに済みましたけど。基本的に晴れの日しかバイクに乗らないのでひさしぶりにカッパを使用した気がします。

出発前の暖機運転。左上に表示される水温計が上昇してから発進です。

室蘭~伊達市~洞爺湖町~長万部

長万部某所にて。この辺りで雨が強くなってきました。昨日と違ってすれ違うライダーが激減しました。みんな昨日のフェリーで帰ってしまったのかもしれない。それでも時折すれ違うライダーからのv(・∀・)yaeh!に励まされました。信号機が全くない国道5号線をどんどん北上。ニセコに入ると雨も次第に弱まってきました。

関連:羊蹄山ビューポイント

雲が懸かっていて見えません。帰宅してから地図で調べるとこの写真はニセコアンヌプリを写しているっぽい。ツーリング時は天気が悪くて羊蹄山を全く見ることが出来ませんでした。機会があれば再訪して秀峰の姿を写真に収めたいですね。

羊蹄山ビューポイント前。まだまだ直線道路が続きます。ハイペースで巡航せざるを得ないw

国道5号線沿いにはこのような大規模PAが幾つかあります。広大な駐車場で一休みしたい。

関連:仁木町のきのこ王国

きのこを中心とした農産物直売所です。食堂も充実しているので一休みに最適。

名物のキノコ汁。100円也。

肉厚のきのこがたっぷり入っています。美味い!

余市町~積丹町~神威岬

積丹町のエネオスで給油している間にパチリ。奥に見えるのは丸山岬だろうか?

神威岬到着。

駐車場から岬の先端まで徒歩1km。

遊歩道が整備されています。

神威岬駐車場。入口にゲートがあって季節によって入場時間が決まっています。

電磁台跡(電波探知塔)

ロシア軍が北海道に上陸する情報をキャッチするために昭和初期に設置された。

断崖を渡る遊歩道。

最近整備し直したのか新しい。

念仏トンネル。

写真中央の穴が念仏トンネル。大正元年(1912年)10月の天皇誕生日に灯台長夫人と三歳の次男、補助員の奥さんがお祝いの食料品を買い出しに余別まで行く途中大波に飲み込まれ行方不明になった。村人達はこれに心を痛め、協力してトンネルを掘ることを決心し、人力で7年の歳月をかけて完成させたとのこと。神威岬灯台は昭和35年(1960年)に無人化されるまで職員90人とその家族によって守られたのである。

谷には橋が渡されています。

もう少しで灯台。

神威岬灯台。

北海道に現存する灯台では5番目に古い。

神威岬先端の図。

神威岩。岬の先端から北西約40mにある高さ40m、胴回り最大50mの巨岩。海面に見える岩の表面積は500坪にもなり「千畳岩」と呼ばれる。岬から戻ろうとすると再び雨が降ってきました。急いで駐車場に戻りカッパを着込みました。

神威岬からは日本海側の国道229号線を南下しました。険しい断崖を貫くトンネルを幾つも越えて今金町を目指します。

神威岬~神恵内村~泊村~岩内町

絶壁の海岸線をひたすら走ります。天気が良かったら最高なんだけど大雨でぐんにょり。

某PAで一休み。トンネル内も結露していて軽くスリップしてしまった。スピードをは控えめにしよう・・・。

余市から128kmの地点まで来ました。

駐車帯から風力発電風車が見えます。進行方向に立ちこめる暗雲が少々気がかりですが・・・。

寿都の風力発電風車。

写真は鰊御殿前のビューポイントからでした。

道の駅「よってけ!島牧」

生け簀のアワビやホタテをその場で調理するのが名物らしい。時間の都合上スルーしました。売店の品揃えはいまいちかも。

右奥に廃トンネルが写ってます。国道229号線沿いには無数の廃トンネルがありましたがどれも無茶すぎる場所を掘削しているような気がします。豊浜トンネルみたいな大惨事が起きる可能性もあるし新トンネルへの移行は必然でしょう。

岩内町~寿都町~島牧村~瀬棚町

北檜山から内陸に入り今金町まで。2日目は「ホテルいまかね」に宿泊しました。

インターネット接続不可。町営温泉併設(宿泊者は無料)なので旅の疲れを癒せました。

つづく。