青森刑務所矯正展
- 2011年7月10日
- 青森県青森刑務所
青森刑務所の矯正展に行ってきました。受刑者が刑務作業で日頃製作している木工品などが展示即売されます。何か掘り出し物があればいいなという軽い気持ちでしたが施設内を見学できて思わぬ収穫となりました。
行く前にWikiで予習しましたが青森刑務所はB級犯罪者(犯罪傾向が進んでいる成人)を収容しているようです。他にA級(犯罪傾向が進んでいない成人)、L級(執行刑期が8年以上の者)、W級(女子)など色々な区分があるらしい。ちなみにB級は複数回の犯罪者やヤク○が多いとかなんとか。
毎年1回公開されています。図書館の隣なので自転車で行きました。
9時開門でしたがすでに長蛇の列。
敷地内状況。塀の外側なら写真撮影自由。
展示即売が行われています。
庁舎。
木製のフラワースタンド。ホームセンターで売っているものより作りがしっかりしています。これが売れることで受刑者の励みになって、ひいては社会更生につながればいいですね。
値段もお手ごろ。
家具セット。立派な檜箪笥もあったけど既に売約済みになってました。
座り心地もよかった。本皮でこのお値段ならお買い得かも。
単独房のモデル。
単独房入りたさに規律違反をする者が耐えないと以前ニュースになってました。阿呆か。そんな奴は懲罰房にぶち込んでおけばいいものを・・・。
一畳トイレ付。
液晶テレビがありました。テレビ見られるの?
施設見学の受付。時間帯ごとに3回の公開があります。初回の9時45分からのコースで見学しました。
刑務所内は写真撮影厳禁。また携帯電話が鳴っても電話に出ることは許可されません。数人の刑務官の案内で一度に40人くらいが入場しました。詳細はあえて伏せておきますが中はやはり刑務所らしい殺風景な感じでした。
- 受刑者の炊事はすべて刑務所内で行う
- 食費は1日400円
- 人気メニューはカレー
- 熱中症防止にアイスやポカリスエットが出ることも
- 作業場は結構広い
- 青森独自の作業としてホタテ網の製作を請け負っている
- 洋裁や木工、津軽塗りなどもあり
- 老人受刑者のために畳の作業場がある
- 一度に50人くらい入れる風呂がある。入浴時間は10分らしい
- 講堂兼体育館には慰問に訪れた芸人のサイン色紙
見学中にやや大きい地震があって中止になるかと思いました。
見学が終わって門から出てきたところ。
ちょうどりんご娘のライブがやってました。「りんご娘」は青森ローカルアイドルらしい。地元ラジオにはちょくちょく出演しているみたいだけど生で見るのは初めて。Wikipediaによると”ローカルアイドルのトップランナー”とのこと。
持ち歌を披露してました。ローカルだとイベントに気軽に呼べそうなのでいいですよね。これからも地元青森のりんごを全国にアピールしていってほしいですね。
ちなみに名前とか全然わからなかった(ぇ
帰ってから公式ホームページで調べてみました。
ジョナゴールド。立ち位置からして多分リーダー。
金星。
レットゴールド。
とき。
ドヤァ!アイドルなので決めポーズも大事(笑
多くの聴衆が集まりました。面白かったです。