須川温泉
- 2013年9月22日
- 宮城県須川温泉
関連:須川温泉 栗駒山荘
東北道~一関IC~国道342号~須川温泉
途中、平成20年に起きた岩手宮城内陸地震で折れた祭畤大橋を見学しました。新しく掛け替えた橋の手前に展望台が整備されています。

駐車場有り。

折れた橋梁の一部を展示。
橋の構造や地滑りの解説など土木関係の紹介パネルが豊富でした。かなり専門的な感じがしたので関係者向けなのかもしれない。

ぽっきり折れてます。
地震の被害を受けた状態をそのまま保存しています。アスファルトが剥がれ落ちるなど自然に風化が進んでいます。地震の遺構が見られるのも10~20年くらいでしょう。東日本大震災で打ち上げられた漁船や庁舎を多額の費用をかけて保存する意味を考えさせられます。やがて野に返る物を無理に保存するよりは、ちゃんと記録を残し後世に伝えていく教育に力を入れるべきだと思います。
国道342号で栗駒山の裏側を走ります。

道路状況良し。

栗駒山荘
須川温泉は写真の栗駒山荘の他に岩手県側に須川高原温泉旅館があります。どちらも日帰り入浴可能なのでお好みで。今回は栗駒山荘で入浴。
- 入浴料 大人600円
- シャンプーとボディソ完備
- 露天風呂あり
- 100円コインロッカーあり
- 休憩所あり
- 売店あり
強酸性のみょうばん泉。毎分6000リットルという豊富な湧出量を誇ります。源泉からあふれ出たお湯が川のように流れているほどです。お湯は白濁で若干の鉄臭がありました。浴室は木材が多く使われていて自然のぬくもりを感じさせます。露天風呂では標高1100mの涼しい風を浴びながら眼下に広がる原生林を眺めることができます。夜は空から降り注ぐような満点の星空を楽しめるとのこと。大自然の癒しを存分に満喫できること間違いなし。
栗駒山荘は1泊2万円近くする宿です。それでも年中予約が一杯で宿泊することが非常に困難とされています。施設の立派さはもちろんですが、都会の喧噪から離れた環境が登山客以外にも好評なのかもしれない。私もいつか泊まってみたいですね。
山岳部にこれほど立派な山荘を建てたことを評価して5つ星とします。
総評:★★★★★

売店で売っていた角こんにゃく。100円也。

源泉から流れ出る湯。

やけどするほどの熱さではない。
温泉を満喫したので帰路へ。
花山村経由で帰ります。

須川湖。
須川温泉~国道398号~花山村~荒砥沢ダム

荒砥沢ダム。

入口ゲートが閉じていたので接近できず。
近場の栗駒ダムにも立ち寄り。

取水設備更新工事中らしい。

管理所は細いトンネルの向こう側。

栗駒ダム。

写真左は洪水吐ゲートを開閉する巻上機。
昭和37年から平成20年まで使用されたものだそうです。

何やら気になるボタンが・・・。

押すと管理棟のスピーカーから大音量で放送が流れます。
栗駒ダム~一迫~国道4号~高清水町

桂葉清水に立ち寄り。

生水だから煮沸消毒が必要。

清水・・・?
高清水町にはかつて7つの名水があったそうです。現在は枯れてしまったりでかつての面影は失われているとのこと。
国道4号~古川~大衡村~大和町~富谷~仙台で帰着。