• indexindexに戻る
  • homeページ先頭へ
  • endページ末尾へ
  • prev前のページに戻る
  • next次のページに進む

岩櫃山

基本情報

山名 岩櫃山(いわびつやま)
標高 802m
所在地 群馬県吾妻郡東吾妻町大字郷原
位置 36度33分25.01秒, 138度47分46.42秒
山系 -
百名山 ぐんま百名山

アクセス

車(道の駅中山盆地~中之条町~一本松登山口)

タイムチャート

06時15分 一本松登山口
06時25分 岩櫃城本丸跡
06時30分 尾根通りコース
06時35分 天狗岩
07時00分 九合目
07時15分 山頂
08時00分 沢通りコース
08時30分 一本松登山口

評価

評価 ★★★★☆
難易度 ★★★★☆

感想

岩櫃山(いわびつやま)は東吾妻町にある標高802メートルの山。吾妻八景を代表する景勝地として知られています。山名の由来に次のような伝説があります。鎌倉時代の初め頃、将軍・源頼朝が三原野(嬬恋村)に狩りに来ました。途中、岩櫃山を見て案内役の吾妻太郎助亮(あがつまたろうすけふさ)に名前を尋ねたところ、助亮は「高嶺山(たかみねやま)と申します」と答えました。頼朝は「岩で作ったお櫃のようだ。これからは岩櫃と呼んだらよかろう」と。こうして高嶺山は岩櫃山と呼ばれるようになりました。

※お櫃(おひつ)とは炊いたご飯の入れ物。

戦国時代は真田氏の居城が築かれ、難攻不落の堅固な地形から大月市の岩殿城、静岡市の久能城と共に武田三堅城と謳われた名山城でした。最近は大河ドラマ真田丸のオープニング映像(CGとVFXの合成)に登場したことでも有名になりました。

観光案内所と駐車場がある一本松登山口から岩櫃城本丸跡を経由して登りました。途中には鎖やハシゴがあるなど難易度はやや高め。滑落したら断崖に真っ逆さまの痩せ尾根もあります。岩櫃山をビギナー向けと紹介しているホームページもありますが1回のミスが死につながる登山道を初心者向けと呼ぶのはどうかと思います。登山靴や手袋など装備を整えて入山しましょう。

山頂は360度の大パノラマの絶景でした。眼下には東吾妻町や中之条町の市街が広がり浅間山や上毛三山を眺めることができました。

写真

平沢登山口駐車場です。
そこそこ広いです。

駐車場の案内看板。

トイレと観光案内所があります。
自販機もあります。

一本松登山口です。

空堀跡がありました。

岩櫃城本丸跡。真田氏の居城で慶長19年(1614年)の一国一城令で破却されました。

尾根通りコースへ。

天狗岩。

櫃の口(天狗の蹴上げ岩)と呼ばれる巨岩です。
登山道は左手に続きます。

鎖場がいくつかあります。
雨で濡れて滑りやすい岩でした。

九合目から見た山頂の様子です。
ここも眺望抜群です。

山頂直下の鎖場です。
足がかりが少なく大変でした。

山頂(標高802m)です。
吹き流しが設置されています。

浅間山方向です。

草津白根山方向です。

谷川岳は雲の中でした。

方位盤が設置されています。

眼下に広がる街並みです。
断崖絶壁なので高度感がすごい。
大変すばらしい眺めでした。

麓の古谷集落から撮影した姿です。

下山後に道の駅「中山盆地」で日帰り温泉に入りました。淡褐色、弱いモール臭、塩気。入浴料530円。

道の駅の売店で購入した「雪いちご」。イチゴをそのまま凍結して削ったシャーベットです。甘くて美味しかったです。

☆☆☆☆☆

コメントを見る/書く