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唐松岳

基本情報

山名 唐松岳(からまつだけ)
標高 2,696m
所在地 富山県黒部市
位置 36度41分13.82秒, 137度45分16.71秒
山系 後立山連峰
百名山 日本三百名山,甲信越百名山,信州百山,富山の百山

アクセス

車(仙台~東北道~郡山JCT~磐越道~新潟西IC~長岡(泊)~長岡IC~北陸道~糸魚川IC~国道148号~小谷村~白馬村~白馬八方尾根スキー場)

GPSトラック

タイムチャート

06時30分 八方アルペンライン
07時30分 八方池山荘
07時50分 八方ケルン
08時00分 八方池
08時40分 扇雪渓
09時30分 唐松岳頂上山荘
10時00分 山頂
13時00分 八方アルペンライン

評価

評価 ★★★★★
難易度 ★★★★☆

感想

唐松岳は北アルプスにある標高2696mの山です。剱岳、立山、鹿島槍ヶ岳と並んで日本では数少ない氷河が現存しています。日本で93番目に標高が高い山で日本三百名山に選定されています。長野県による登山グレーディングでは体力レベル3、難易度レベルB。難易度は低めですが片道約3時間半かかるので日帰りの場合は疲労に注意。また、八方池山荘~八方池はハイキングコースのため一般客も多いです。そのため休日は登山道に渋滞が発生してリフト運行最終時刻に間に合わなくなる可能性もあります。余裕をもった計画を立てることが必要です。

仙台から日本海側を経由して八方尾根へ。夏休み期間中ということもあってホテルが予約できず前日は長岡に宿泊しました。深夜に長岡を出発して午前4時くらいに八方尾根スキー場に到着しました。この時点でゴンドラに一番近い駐車場の空きは5台くらいでした。シーズン中は駐車場がすぐ満杯になりそうです。少し乗り場から離れた場所には広い無料駐車場もあります。

駐車場は5時くらいに係員が来て料金を徴収する仕組みでした。フロントガラスに駐車券がないと声をかけてくるので支払いを行います。駐車料金は1日1000円で数日にまたがる場合もまとめて日数分支払うようです。

八方尾根アルペンラインのゴンドラは午前6時30分から運行開始でした。ハイシーズンは通常よりも早く営業を行っているみたいです。料金は往復3200円。

乗り場に行列ができてましたがゴンドラの速度が速いのですぐに乗ることが出来ます。新型コロナの影響によりグループ単位での乗車になります。ひとりの場合は相乗り無しで単身乗車になってました。

リフト最終地点の八方池山荘から登山開始です。途中に北アルプスの絶景を眺めながら気持ちよく登ることが出来ました。前日に台風が発生していたので天候への影響を心配していましたが八方尾根はぎりぎり雨雲がかかりませんでした。小雨が一瞬ぱらつきましたがそのほかは風も弱く快適に歩けました。空は曇りがちで少し残念でしたが山頂から見た景色は本当にすごかったです。富山側は青空も見えていたので遠くに日本海も見ることができました。今回は新型コロナの影響で唐松岳頂上山荘を予約することが出来ませんでしたが次に来ることがあれば1泊して存分に北アルプスの絶景を堪能したいです。

■所要時間:5時間7分(八方池山荘~唐松岳山頂間往復)
■移動距離:12.7km

写真

八方尾根ゴンドラ八方駅。

ハイシーズンだから早朝6時30分から運行されていました。チケットは6時から販売開始でした。またチケット売り場前に臨時の登山届提出場所が設置されていました。八方池から先に登る人は登山届提出が必須だそうです。

アルペンライン乗車券です。

ゴンドラの速度が速い。

兎平です。リフトに乗り換えます。

八方池山荘前がリフトの終点です。

トイレがあります(要協力金)。

高山植物がいたるところに咲いていました。

シモツケソウかな。

木道が整備されています。

数は少ないけどニッコウキスゲも咲いてました。

8月中旬ですが雪渓があります。

北アルプスの絶景が見えてきました。

八方池と不帰ノ嶮(かえらずのけん)。
最高の景色!!

風がなければ鏡のように白馬三山が映るようです。

地蔵がありました。
立山信仰的なあれかな?

有名な八方ケルン。人の顔を模しているそうです。

急斜面が広がっています。
沢に見える雪は氷河らしい。すごい!

登山道は樹林帯へ。

扇雪渓。大規模な雪渓でひんやりした空気が漂っていました。

雲が高いところにあるので思ったよりも天候は安定していました。

チングルマです。

丸山ケルンです。

雲上の道。

ちょっとゴツゴツした場所を通ります。

山荘直前に少し急な岩場がありますが難しくはありません。

唐松岳頂上山荘です。

山荘の下側斜面がキャンプ指定地。

唐松岳が眼前にあります。頂上はすぐそこです!

風が強くなったのでレインウェアを着込みました。真夏は基本的にTシャツ1枚で登れると思いますが山頂の風だけは寒かったので防寒着は必須です。

唐松岳山頂です!

山頂柱は最近新しくなったみたいです。山頂スペースはそこそこ広いので大勢の登山者が休憩していました。

二等三角点「唐松谷」が設置されています。

不帰嶮(不帰ノ嶮、かえらずのけん)。恐ろしいほど峻険な山容でした。ロッククライミングの名所でもあるようです。

五竜岳は雲の中でした。

唐松岳頂上山荘に1泊するとぐっと楽になりそうです。歩きやすい登山道と言っても標高2000mを超える高山で往復12kmを日帰りするのは疲れました。

下山時は虚無の中へ、、、

下山後に道の駅おがわに立ち寄っておやきを食べました。

具材はいんげんとナス。餡がたっぷり入っていて美味しかったです。

☆☆

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