総貯水量6億mª(日本第2位)、ダム堤高157.0m(同5位)の日本屈指の大型ダム「奥只見ダム」を再訪しました。最高気温が30℃を超える暑さでも奥只見は15℃前後と爽やかで過ごしやすかったです。青空の下に映える新緑が眩しかった・・・。
今回は奥只見シルバーラインを利用してダムまで行きました。
シルバーラインは総延長の殆どがトンネルで、トンネル間もスノーシェッドで覆われているため、体感的にかなり長さを感じます。また工事用道路を転用しているので一部区間が素堀になっています。湧水が著しく、トンネル内の路面は常にウェット。そのため二輪車は通行禁止となっています(軽車両含む)。前回に比べて水の量が少ないような気がしました。暖冬による雪不足で今年は雪解け水が少ないのかもしれません。トンネル内は片側1車線ですがトンネル内は照明が多数設置されています。センターラインにはキャッツアイ、カーブ付近には警告のLED標識があるので、初心車マークの人もスピードを控えめにすれば難しい道路ではないと思います。ただし、大型バスが頻繁に通行するのですれ違い時は要注意!
奥只見ダムでは以前訪れたときに冬期閉館中だった只見電力館を見学しました。映画「ホワイトアウト」の特設コーナーなどが見所です。余談ですが作中に登場する「奥遠和ダム」のモデルはこの奥只見ダムです。諸般の事情により殆どのロケが黒部ダムで行われたことは一部ではかなり有名な話(笑)
郡山〜磐越道〜安田IC〜加茂市〜三条市〜長岡市
〜小出〜奥只見〜入広瀬〜六十里越〜只見〜会津坂下IC〜郡山
朝7時に郡山を出発して磐越道で新潟入り。安田ICを下りてひたすら南下しました。三条市に入る頃には気温が30度を超えてヘトヘトでした・・・。奥只見シルバーラインのトンネル内は16度前後で下界とは約15度くらい温度差があるみたいです。通行量は休日と言うこともあってそれなりにありました。横浜ナンバーの車も見かけたので遠方から訪れる人もいるようですね。帰りは定番の六十里峠越。
関連:奥只見ダムWikipedia
関連:奥只見観光