富沢磨崖仏群
- 2013年7月28日
- 宮城県富沢磨崖仏群
柴田町に磨崖仏(まがいぶつ)があるという情報を入手したので見て来ました。磨崖仏とは自然の岩壁や露岩、転石に彫られた仏像のことです。かつて訪れた福島県の金山町にある鮭立の磨崖仏は岩肌に刻まれた石仏の素朴な力強さと、こんな僻地の山奥にも信心深い人達がいたのかと古の信仰に感嘆したものでした。
関連:指定文化財 富沢磨崖仏群
柴田町の富沢地区にあります。
非常に場所がわかりにくい。そして私道みたいな狭い1車線を通らなければなりません。対向車が来たらアウトでした。ちなみに案内看板などは見かけなかった・・・。
県指定史跡の碑。昭和46年指定だからそんなに昔でもない。
鞘堂に覆われています。
磨崖仏は50cmくらいかと思ってたら意外と大きかった。
高さ2mはあると思いました。
※フラッシュが横木に遮られてうまく撮影出来ませんでした。内部は暗い。
嘉元4年(1306)の銘があり恵一坊藤五良が父の供養のために彫ったと言われている。東北唯一の在銘磨崖仏として資料的価値が高いそうだ。
石碑群。いずれも風化が激しい。
庚申塔。
馬頭観音もありましたね。
石窟内に安置された六地蔵。
やはり風化が激しい。
頭部が損壊しているものも。
帰りに金蛇水神社でお参り。
初めて訪れました。
141ビルに分霊社があることもよく知られている。
金運円満になるかな?