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後白髪山

基本情報

山名 後白髪山(うしろしらひげやま)
標高 1,422m
所在地 宮城県仙台市青葉区大倉
位置 38度25分31.94秒, 140度38分16.81秒
山系 船形連峰
百名山 -

アクセス

車(仙台市内~大倉~定義山~定義林道入口)

GPSトラック

タイムチャート

06時45分 定義林道入口
07時35分 4km地点
07時45分 雨量観測所
07時55分 水茶屋
08時30分 下空沢
08時40分 上空沢
09時10分 横川コース合流点
09時30分 山頂
10時45分 横川コース入口
12時00分 定義林道入口

評価

評価 ★★★☆☆
難易度 ★★★★☆

感想

後白髪山(うしろしらひげやま)は船形連峰の最南端に位置する山。泉ヶ岳の左側に見えるなだらかな山容の山です。”白髪(しらひげ)”の由来は不明ですが山形県境には白髪山がありその東部に位置することから後白髪山と名付けられたようです。定義山から船形山に至る縦走コースの一部として知られています。

山頂までは深い山林の中を歩くため展望はありません。ようやく視界が開けるのは山頂直下のごく僅かの区間です。紅葉時期だったので山頂は真っ赤に染まっていました。北に見える船形山も真っ赤でした。途中他の登山者とは出会わず静かな山を楽しめました。

上りは後白髪コース、下りは横川コースと横川林道経由で往復距離約18km。所要時間は約5時15分の山行でした。熊出没地域かつ山深いので登山リスクはやや高め。携帯電話は全区間通話可能です。水場は下空沢と上空沢の沢水のみ。横川コースは登山道が一部不明瞭になっているため道迷いの危険性あり。横川コースは登山口に車を横付け出来れば短時間で登れるメリットがありますが現状では車通行止めなので1時間以上林道を歩くことになります。したがって後白髪コースのピストンがおすすめです。

写真

定義林道入口。一般車通行止めなので実質この地点が登山口となります。登山届を提出するポストが設置されています。

定義林道の様子。路面状態はよく後白髪コース登山口までの通行は全く支障がないように思えます。

ゲートから10分ほど歩くと後白髪コース登山口の分岐があります。林業の作業道で通称”ブル道”だそうです。最初は車も通れそうですが徐々に道が狭くなっていきます。

立派なナメコが生えていました。後白髪山はキノコの宝庫だそうです。熟練のキノコハンターも訪れるらしい。

作業道をしばらく登ると国有林作業道分岐があります。看板に従って迷わないように進みましょう。写真では右上に坂道を登っていきます。

4km地点。
定義林道と登山道の交差点です。

登山道で4kmの地点の意味。

わさび沢。ガイドブックにも記載されている地点ですが全くワサビが生えている気配がありません。そもそも沢ですらありません。謎です。

雨量観測所があります。

下空沢。夏場は水が涸れるのかもしれません。少し上には上空沢もあります。上空沢のほうが水量が少ないです。

山をLoveしての看板です。宮城町連合青年団という名前に時代を感じます(かつて仙台市と合併した宮城町という町がありました)。

上空沢を過ぎたあたりで急勾配になります。

横川コースと合流すると平坦な道になります。しかし足下がぬかるんでいて非常に歩きにくかったです。靴がドロドロになりました。ガイドブックによると一年中泥濘んでいる場所だそうです。

枯れたエゾリンドウ。たくさんのエゾリンドウが生えていましたが完全に見頃が終わっていました。

山頂に近づくほど紅葉していました。

山頂(標高1,422m)です。

山頂は360度の展望。
泉ヶ岳と北泉ヶ岳が見えます。

奥に見えるのが船形山です。

船形山も紅葉で真っ赤でした。
避難小屋が見えました。

定義山方向の眺めです。
右側に見える湖が大倉ダムです。

下山は横川コースで。横川コースから見た山頂の様子です。ちなみに横川コースは登山道が草に覆われて踏み跡が消えかかっていました。道迷いに要注意です。

横川コース入口。横川林道との合流点です。この後は林道を歩いて4km地点まで戻りました。横川林道はちょっと荒れ気味でした。

横川林道と定義林道の合流点。林道を歩いて戻ろうかとも思いましたが地図を見ると登山道よりもずっと歩く距離が長くて結局元来た道を戻りました。

☆☆☆☆☆

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