• indexindexに戻る
  • homeページ先頭へ
  • endページ末尾へ
  • prev前のページに戻る
  • next次のページに進む

翁山

基本情報

山名 翁山(おきなさん)
標高 1,075m
所在地 山形県尾花沢市大字高橋
位置 38度39分3.18秒, 140度32分41.25秒
山系 奥羽山脈
百名山 やまがた百名山

アクセス

車(仙台~国道4号~大和~加美~国道347号~鍋越峠~尾花沢~ハリマ小屋)

GPSトラック

タイムチャート

08時00分 ハリマ小屋
08時20分 白髪の泉
08時50分 翁山神社
08時55分 山頂
09時50分 黒倉山分岐
10時15分 ハリマ小屋

評価

評価 ★★★☆☆
難易度 ★★☆☆☆

感想

翁山(おきなさん)は山形・宮城県境に跨がる山。一匹の白い鹿を見つけた男が山頂まで白鹿を追うと、春日大明神に仕えていると言う白髪の老人が現われ白鹿と共に姿を消した伝説があります。山名はその翁から取られており山頂の祠に翁山神社として祀られています。やまがた百名山選定。

早朝に仙台を出発して県道347号線で鍋越峠を越えて山形県入り。尾花沢市街へ至る十字路を右手に曲がり山刀伐峠方向へ。高橋という集落から山中へ入ります。要所に「翁山」の看板が立てられているので参考になりました。翁橋から先は1車線ダートの林道になります。

登山口までの林道は急勾配や洗掘は無いので慣れていれば2WD車可。ただし路面が泥質なので残雪期、降雨後はぬかるみの可能性あり。タイヤを取られたりする危険性があるので4WD車推奨でしょうか。離合ポイントの間隔が広いためバックが苦手な人や初心者マークは不可です。

林道終点は20台くらい駐車できる広場と「ハリマ小屋」という避難小屋があります。地元愛好者によってきれいに整備された避難小屋でした。近くに水場もあります。

ハリマ小屋から登山道がスタートします。ブナ林の中を歩きますが特に難しい場所はありません。数は少ないですがピンクテープもあります。何ヶ所か道が狭くなっている場所があるので滑落に注意。沢を跨ぐ区間は斜面をトラバースするので残雪期は特に注意です。周回コースになっていて下りが急勾配になる時計回りがおすすめです。

途中の展望はありませんが山頂は360度の展望が広がります。月山、鳥海山はもちろん船形連峰の山々を一望できます。宮城県側の薬莱山や七ツ森等も良く見えました。

下山は黒倉山方向へ下り稜線歩きを楽しみました。稜線は笹が成長し始めているので道が不明瞭になりがち。刈り払いされればなお良しでした。鞍部にハリマ小屋へ戻れる分岐があります。分岐点から先は急勾配になっているので設置されているトラロープを最大限に活用して下降しましょう。

10時過ぎにハリマ小屋へ戻ると車の台数が倍くらいに増えてました。ハイシーズンは満車の可能性もありそうです。下山後は大石田のあったまりランド深掘で入浴。温泉王国の山形なので350円とコスパも抜群です。徳良湖温泉や銀山温泉も近いので下山後に温泉に入ってさっぱりするのがおすすめです。

梅雨入り前によい山行きができました。

写真

尾花沢市街から山刀伐峠方面へ車を走らせると案内看板があります。この看板を右折して山へ入っていきます。

さらに進むと色あせた看板があります。数軒の民家を通り過ぎると山道になります。

林道分岐点。林道開通記念碑と翁山の看板があります。

すぐダートが始まります。距離はそこそこありますが洗掘がほとんど無く走りやすい。路面は泥質なので降雨後はぬかるみに注意。離合ポイントは少なめです。

林道終点にあるハリマ小屋です。駐車スペースは広く20台くらい駐められると思います。

避難小屋に登山者カードが設置されています。

地元愛好家団体により環境整備が行われていました。令和3年6月に40年目の節目で解散したとのことです。

登山口です。

最初に豊富な水量の小川を越えます。避難小屋の水場として利用できそうです。

周回コース分岐点。案内通り左に進みました。

ブナ林の斜面を登ります。

白髪の泉。

地面から水が湧き出していました。

山頂手前の翁山神社です。

翁山山頂。
360度の展望が広がっています。

鳥海山。

月山。

加美町の薬莱山が見えました。
船形連峰も一望できました。

山頂から黒倉山方面に下山します。翁山~黒倉山は笹が生い茂る稜線歩きになります。

右手に月山を望みます。

鞍部に黒倉山と下山ルートの分岐があります。

下山ルートは急斜面です。トラロープを積極的に活用したい。

不老長寿の泉。
水場として利用可能。

下山者を迎える看板。

☆☆☆☆

コメントを見る/書く