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西吾妻山

基本情報

山名 西吾妻山(にしあづまやま)
標高 2,035m
所在地 福島県耶麻郡北塩原村大字桧原
位置 37度44分17.37秒, 140度8分26.75秒
山系 奥羽山脈
百名山 日本百名山,東北百名山,やまがた百名山,うつくしま百名山

アクセス

車(仙台~国道4号~大河原~白石~国見~福島~大笹生IC~東北中央道~新栗子トンネル~米沢八幡IC~白布温泉~天元台ロープウェイ)

GPSトラック

タイムチャート

08時30分 ロープウェイ天元台高原駅
08時40分 リフト乗り場
09時20分 登山口
09時30分 かもしか展望台
10時20分 梵天岩
10時40分 西吾妻山山頂
11時45分 西大巓山頂
13時20分 登山口
14時25分 リフト乗り場

評価

評価 ★★★★☆
難易度 ★★★☆☆

感想

西吾妻山は吾妻連峰の最高峰。山頂は樹木に囲まれて展望はありませんが周辺は高層湿原や池塘が散在し初夏から盛夏にかけて高山植物が咲き誇ります。また吾妻山は古来から信仰の山で登山道の途中に石壁で囲まれた吾妻神社が祀られています。

まず白布温泉から天元台ロープウェイで天元台高原まで登りました。ロープウェイは20分おきに運行されていて混雑時は臨時便もあります。料金はリフトも含めて往復で3,420円でした。JAF割引があるので会員証の提示をお忘れ無く。

ロープウェイで天元台高原駅に到着したらリフト乗り場まで少し歩きます。そこからリフトを3本乗り継いで登山口まで。リフトに頼らない登山者も少なからずいます。しかし日本最長クラスの夏山リフトで特に最上部の3本目はスパンが長く道も悪いため素直に乗車することをおすすめします。

リフト終点を降車するとすぐに登山口です。石の多い登山道ですがよく整備されているため足下に気をつければ大丈夫。20分ほど歩くと、かもしか展望台呼ばれる場所に辿り着きます。そこからは平坦になり木道もあって歩きやすくなりました。木道沿いの高層湿原はちょうどワタスゲの開花時期でまっしろな綿毛が一面に広がっていました。雲が出ていましたが午前中は天候は安定していて涼しく快適な夏山ハイクを楽しめました。

1時間半ほどで梵天岩という岩場に到着。岩を飛び移りながら移動するのが面白い。たまに不安定な岩があるので油断は禁物ですね。晴れていれば吾妻連峰の山々を眺望できそうでした。途中には古来から信仰を集めた吾妻神社が祀られています。

さらに木道を歩き避難小屋の分岐まで。そこから10分ほどで西吾妻山山頂です。吾妻連峰の最高峰ですが周囲を木に囲まれているため全く展望はありません。百名山でも地味すぎるとよくネタにされているそうです(笑)

今日はさらに足を伸ばして西大巓まで行ってきました。避難小屋から西大巓までの登山道は足下が悪く高低差もあります。西吾妻山まではハイキング気分で大丈夫ですが西大巓まで縦走するにはちゃんとした登山装備が必要です。西大巓は眺望が良いのですが今日は予想通り雲に遮られていました。小休憩を取りさくっと下山することに。下山途中から土砂降りの雷雨になりずぶ濡れになりました。軽装の登山者も多く大変そうでした。

リフトで下山すると天元台高原は嘘みたいに晴れていて爽やか。
なんとも夏山らしい天気でした。

写真

天元台ロープウェイ湯元駅。

搭乗口です。

ロープウェイ天元台高原駅。出口に水場があるのでぜひ活用を。

吾妻山は日本百名山。

夏山リフトを3本乗り継ぎます。乗車時間が片道40分近くあるので行程を立てる時は要注意。最終便に間に合うように戻ってこなければいけません。

リフト終点からすぐ登山道が始まります。

岩がごろごろしてます。

かもしか展望台。
今日は雲で何も見えませんでした。

木道が整備されています。

ワタスゲの群生を見ることができました。

ミヤマリンドウ。
高山帯の湿った草地に生えます。

時折青空が見えました。

天狗岩より西吾妻山。

吾妻神社です。

吾妻避難小屋前の分岐より。

西吾妻山山頂です。
吾妻連峰の最高峰、標高2035m。

西大巓。

はっきりした登山道が見えますが足下は岩がごろごろして歩きづらい。あと高低差がけっこうあります。

西大巓の三角点。

リフトで下山。

ペンション村は老朽化してるなー。

無事下山しました。

☆☆☆☆☆

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